営業利益500%の米大手卸売業者は木徳神糧!?訴訟や賠償責任は!?

小泉進次郎農林水産大臣が2025年6月5日の衆議院農林水産委員会で「米の卸売大手の営業利益が前年比500％増」と発言し、大きな注目を集めていますが、具体的にどの企業を指すのかは明らかにされていません。

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営業利益500%の米大手卸売業者は木徳神糧!?

小泉進次郎農林水産大臣が2025年6月5日の衆議院農林水産委員会で「米の卸売大手の営業利益が前年比500％増」と発言し、大きな注目を集めていますが、具体的にどの企業を指すのかは明らかにされていません。

小泉大臣自身も「社名は言いません」と述べています。

ネットやメディアでは「木徳神糧」や「ヤマタネ」などが候補として挙げられていますが、直接的に500％増と特定できる公式発表や根拠はありません。

木徳神糧は2025年12月期業績予想を大きく上方修正し、過去最高益を更新する見通しですが、営業利益500％増という数字とは一致しません。

訴訟や賠償責任について

・直近の米卸売業者関連の訴訟事例

過去には、北海道の米卸売業者がセコマグループに対して「コメ返品の不当性」を理由に損害賠償を請求し、約7億円の賠償命令が出た事例があります(斎川商店対セコマら訴訟）。

また、別の訴訟では「販促協力金や運送費の支払い強制」を理由に損害賠償請求が行われましたが、裁判所はこれを棄却しています。

・現状の訴訟や賠償責任

2025年現在、営業利益500％増の米卸売業者について、訴訟や賠償責任が発生しているという情報はありません。

業界全体で「コメ高騰は卸売業者のせい」といった批判や不信感が広がっていますが、法的な責任や訴訟には至っていません。